|
生産者が市場、消費者の評価を意識しながら生産することが、 よりよい農畜産物を生み出す原動力となると考えます。 イーハイエナジー独自の一貫したシステムにより 安心・安全な高品質の商品を提供し、 地域経済の活性化を促し世界への発信にも力を注いでまいります。 経営と生産の持続性に重点をおき、 関係者それぞれが適正利潤を得られる 高度な技術を駆使したシステム運営により、 社会貢献を継続することを目指します。
高速堆肥製造機及び高速発酵飼料製造機
4槽式 Hi-series機器システム 発酵工程 1. 糖分解期(1槽〜2槽)
2. 結合組織分解期(2槽〜3槽) 糸状菌は40℃を超すと死滅し、次は高い温度に強い放線菌などが増殖し、 放線菌は糸状菌が分解できなかった繊維(セルロースやヘミセルロース)を分解します。 この時期は、堆肥の温度が60℃以上になり、他の一般の微生物は活動できず、ごく限られた種類の高温菌が働きます。 植物性の有機物の大部分は繊維質で、繊維質はセルロースやヘミセルロース、リグニンで構成されています。 微生物による繊維質分解は、ヘミセルロースが最も分解されやすく、リグニンはきわめて分解されにくい。 高温性好気性の放線菌によってヘミセルロースを分解し、セルロースをむき出しにします。 この時酸素を盛んに消費するため周囲が酸素不足となり、そこに嫌気性のセルロース分解菌の働く場ができます。 好気性菌を嫌気性菌の役割分担が成り立ち、繊維質の分解が進みます。 3. 繊維分解期(3槽〜4槽) 放線菌の分解が終わりに近づくと、微生物の働きが低下し、堆肥の温度がゆっくり下がってきます。 すると放線菌によって分解されやわらかくなった繊維組織を分解するいろいろな細菌(バクテリア)が増えてきます。 リグニンは複雑な構造をもつ化合物で、微生物による分解が困難なため、難分解性物質とされています。 リグニンの分解は糸状菌や担子菌(キノコ)などの微生物が行う。 またこの時期は繊維成分の中間分解物があり、堆肥の温度も低下し他の微生物も生育しやすい環境となっているため、 多種類の微生物が活動します。この中には土壌中で作物に有益な働きをするものが多く含まれ、 細菌の種類が堆肥の性質を決定します。 リグニン分解が起こるころになると、腐植化が進み、堆肥の色は暗褐色から黒へと変化します。
4槽式Hi-series機器システム Hi5000機器 Hi100機器
外形寸法(L×W×H) 7600×3000×3300 外形寸法(L×W×H) 2160×860×910 最大処理量 1800kg/日 最大処理量 36kg/日 電力 59.5kw/h 電力 3.55kw/h <機種別仕様>
他にHi300・Hi700の機種があります <特長> 4槽式Hi-series機器システム 1. 発酵日数が短い 2. 発酵・乾燥の工程を一度に行うことができる 3. 設置面積をとらず、小さな面積で大量処理できる 4. 省コスト化 5. 移動が可能で、どこでも配送できる 6. 排水設備が不要 7. 管理が容易である(省人化) 8. 高品質の飼肥料を製造できる
<提案目的> 有機資源循環システム事業により期待される効果 1. 農業・畜産業の復興と振興 ・ 有機質資源循環システム構想の策定と施設整備により、有機質資源である肥料の農地還元による有機野菜やエコ農業の推進、卵、畜産の推進上、循環型社会のモデルケースをつくることができる ・ 地域ブランド農畜産物の育成と流通の活性化により新しい雇用を生み出し、就農支援も期待できる 2. 地域環境の改善 ・ 農業残さなどの有機質資源を堆肥化し、適切に農地へ還元することで、土壌環境が良好に保全される ・ 現在高値で肥料が販売されていますが、安心で安全な特殊肥料が提供できる 3. 住民の健康と安全の向上 ・ 特殊肥料を使用した農産物の地域内消費、学校給食への取り入れ等によって、住民の健康と安全が期待できる 4. その他 ・ 地域エコ農畜産物のシンボルマークの作成や広域な宣伝活動により、県の知名度の向上、世界に誇れる郷土をつくることによる 住民意識の向上が期待できる
|
|