あっと言う間に、2月です。
今年のお正月のテレビドラマで「雪之丞変化」と言うお正月スペシャルドラマをやっていました。そう、タッキーこと滝沢秀明君が主演していたドラマです。(タッキーも大人になってますますかっこよくなったな〜)
作者は三上於菟吉と言う人。
この作者は、1891年に桜井村で生まれています。(桜井村は昭和の大合併で杉戸町と庄和町に二分されました。残念ながら庄和町(現春日部市)の生まれです。)
旧制粕壁中学(現春日部高校)のころから作家を目指しており、早稲田大学を中退し作家の道に入りますが泣かず飛ばず。翻訳の仕事をしていたが「モンテ・クリスト伯」の翻訳がヒットし、大衆作家として再出発をする。朝日新聞に連載された「雪之丞変化」が映画化された。
この「雪之丞変化」は後にも映画化され、映画6回・テレビドラマ3回。主演は長谷川一男、大川橋蔵、美空ひばり、なんとあの美和明宏もテレビドラマで主演しています。
1944年に生家近くの幸松村(現春日部市)で53歳で死去されました。
「おや?あまり杉戸町とは関係ナインじゃないの。」とお思いの方。実は関係があったのです。三上於菟吉のお墓が杉戸町木野川にあるんです。
周りは畑で飾り気の無いところにひっそりと三上於菟吉は眠っています。
少々分かりにくいところですが、木野川古墳の先にあります。
住まいが春日部でお墓が杉戸かって?だって合併前はひとつの村だったからでしょう。
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