Web アドフル 遠藤先生の杉戸漫遊記
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●遠藤先生の杉戸漫遊記・・・過去のお話

Vol.2 「安戸落リトルな旅・その1」

 さて今回は自宅の近くに流れる「安戸落(やすとおとし・用水路)」を大島新田から庄内古川合流までのリトルな旅をします。

愛車スカイウィング号 安戸落は現大島新田にあった「安戸沼」を開拓するために万治2年(1723年)、享保8年(1723年)大掛かりな排水工事が行われました。このとき排水路として作られたのが、「南付廻掘(現倉松川)」と「北付廻堀(現安戸落)」です。つまり稲作の為に沼に溜まる水を安戸落しと倉松川を利用して水はけを良くして、稲作ができるようにしたわけです。

 今回は大島新田を取り巻く堀からまっすぐ南に伸びる場所より出発します。

チョッと怖い橋 今回はわが愛車(自転車)スカイウィング号(名前はかっこいいが案外ボロ)に乗っていきます。スタートすると最初の橋、なんと欄干も何もない。自転車だとチョッと怖い。

 少し行くと川岸の粘土質の所に穴がポコポコ空いています。これは、ザリガニの巣なんです。小さい頃ザリガニ(エビガニと言っていた)釣りの時、この穴に餌を近づけておくと穴からザリガニが餌に食いついたものです。

ザリガニの巣  この辺は道路もないし本当にのどかな感じです。ひばりの声が良く聞こえるし、トンボや蝶も飛んでいます。用水の深さのあまりないし、用水と言うより堀と言った感じです。

葱をしょっていない鴨発見! 杉戸の街中と船渡橋を結ぶ県道を越えるとだんだん堀の高さも高くなってきます。並塚を過ぎて才羽に入った所で鴨を発見。

 残念ながら葱は背負っていませんでした。
(´‐` ○)\(○`ε´○) コラ!コラ! 
カメラを向けたら警戒心が強く逃げてしまいました。


槐橋(かいばし?)のたもとで庚申塔を発見。

庚申塔 庚申塔って?
「虫の居所が悪い」「腹の虫が治まらない」などと言うことがありますが、実は人間の体内には、生まれながらにして三匹の虫がいるそうです。
 昔からの言い伝えによると、「庚申日」の夜、人々が眠っている間に体を抜け出た三匹の虫が天に昇り、その人の善悪を天帝に告げ、そして、報告を聞いた天帝は、罪の軽重に応じて寿命を縮め、時には命をも奪うと言われます。その災いから逃れるためには、善をなし悪をやめ、庚申の夜には、香華や百味の飲食を供え、真言を唱えて仏を念じて眠らない。さらに、六度の庚申の夜を無事に勤めれば、願いが成就する。
 庚申の夜、無病息災を願いながら眠らないで過ごすという平安時代の貴族社会の風習が、鎌倉時代の武家社会を経て、少しずつ民衆の間に浸透し始めました。さらに江戸時代には、その風習は全国規模で広まり各地に庚申を祀る集団「庚申講」が結成され、やがて民間信仰の中心的な存在のひとつとなったものだと言われています。

チョッと道がそれてしまいました。この続きは次回へ。才羽から庄内古川合流地点まで行きます。
お楽しみに。(・_・)ノ◇"ハンカチフリフリバイバイ♪

 
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